油山緑寿園ショートステイ

ショートステイの基本方針

  1. 介護保険制度の趣旨に沿って、ご利用者が可能な限り居宅において、その有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう、一時的に施設に入所していただくことにより、ご利用者の心身の機能の維持ならびにご利用者のご家族の身体的および精神的負担の軽減を図ります。

  2. ご利用者個々の人間性を尊重し、常に敬う心を持って接するとともに、ご利用者の心身の状況や個性をよく理解し、援助を行うように努めます。ご利用者の中には環境の変化による不安や緊張感を抱く方も多く、時には心身に変調をきたす場合もあるため、安心感を持っていただけるような対応に心がけるとともに、心身の状態の観察には特に注意を払い、適切な援助を行うように努めます。

  3. サービスご利用の理由として、介護者やご家族の入院、冠婚葬祭、出張、休養、旅行などが多いことから、援助の対象者としてご利用者とご家族を一体として捉えて援助を行うように努めます。

入所の受け入れ

初回のご利用については、各事業者との連絡を密にし、必要に応じて訪問面接を行い、ご利用者とご家族等の状況について把握するとともに、ショートステイの内容についてもよくご理解いただき、利用目的の確認を行います。

ショートステイ計画の作成

相当期間(連続4日以上)のショートステイを利用される際には、ご利用者の心身の状況、ご希望及びその置かれている環境を踏まえて、居宅サービス計画の内容に沿ったご利用中のサービスの目標、及び目標を達成するための具体的な内容等を記載したショートステイ計画(施設サービス計画)を作成します。

同意、交付

ご利用契約時はもとより、ご利用後についても随時、施設サービス計画および施設サービス計画に沿って提供するサービスの具体的な内容をご利用者・ご家族等にわかりやすく説明し、文書にて同意を得た上でサービスを提供していきます。また、当施設が作成した施設サービス計画の変更の申し入れも気軽に出来るようにします。施設サービス計画書は、交付致します。

サービス担当者会議

担当居宅介護支援専門員(ケアマネージャー)主催によるサービス担当者会議へ積極的に参加し、ご利用者の介護需要やご家族の希望を把握し、他サービス事業所との統一したサービスが提供できるように努めます。施設内でも担当者会議を開催し、施設サービス計画の見直し等検討し、より良いサービスの提供につなげます。

入所中の生活

日常生活介護、機能回復訓練、食事・栄養管理等については、指定介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)事業計画と同様です。

余暇活動

季節を重視した行事、クラブ活動などの余暇活動を用意し、ご利用中の生活が充実したものとなるように努めます。

健康管理

健康状態の観察とバイタルチェック(血圧、脈拍、体温の測定)等により、異常の早期発見と疾病の予防に努めます。必要に応じて服薬の援助、処置などを行います。緊急時には応急処置および医療機関、ご家族との連携を図りながら、敏速に対応するように努めます。

送迎

ご利用者に安心して乗車してもらえるよう、安全の確保に努めます。また、送迎時のご家族とのコミュニケーションを大切にし、丁寧に対応します。

退所

ご利用期間中の最終排便日、最終入浴日、夜間の状況、介護の実施内容やご利用者のご様子をご家族に対して書面で報告します。

ご家族に対する支援

ご利用者のご家族とは、入退所時、面会時、電話など必要に応じて随時連絡を取り合い、情報交換に努めます。ご利用者本人の情報が必要なときは、それを開示します。


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